「びろう樹」は宮崎市青島にある昔ながらの定食屋さんです。びろう樹はチキン南蛮が美味しいと評判ですが、ミヤザキスタイルのオススメは魚フライ定食です。個人的にびろう樹の魚フライ定食は宮崎でNo1、いや、今まで食べた魚フライの中でNo1の美味しさです。青島ローカルの間でもびろう樹の魚フライは鉄板なので自信を持ってオススメします♪
びろう樹@宮崎市青島
びろう樹は青島グランドホテルの道路向かいにあります。店構えがひっそりとした感じなのでふらっと入るのには躊躇してしまう佇まいですが、この店こそが青島ローカルに愛されている定食屋さんなんです。
店内はテーブル席が4つほどあり、テーブルごとにパーテーションで区切られています。小さなお店ですが感染症対策はしっかりとされています。
びろう樹のメニュー
場所がら外国人のお客様用に英語のメニューもあります。
■からあげ
■魚フライ
■チキン南蛮
■とんかつ
■しょうが焼き
■ひや汁(夏期)
メニューは少数精鋭的な感じで5種類のみ。どのメニューもいわゆる”おふくろの味的”な定食でほっこりします。ボリュームもありご飯のおかわりも無料です。
びろう樹の魚フライはここがポイント
びろう樹の魚フライは”にべ”を使っています。にべはスズキの仲間で白身魚ですが、魚フライにすると至高の美味しさです。しかも、びろう樹のにべは青島漁港から毎朝仕入れているので鮮度抜群。こんな旨い魚があったのかって驚かれるお客さんも多いとか。
取り付く島がないことを「にべもない」といいます。にべは「膠」で、接着剤のことです。昔はにべの浮き袋から接着剤を作っており、それがなくてくっつきようがない→取り付く島がないとなったのです。にべの膠は今も弓を作るのに使用されており、「にべ弓」でなければダメだとこだわる競技者も少なくないそうです。
引用:暮らしーの
ミヤザキスタイル激推しの魚フライ定食 750円
大きなお皿に大きな魚フライが3つ鎮座したボリューミーなビジュアルに思わず「おおぉぉ!!」とテンションがあがります。1個1個がもの凄い肉厚で子供の拳くらいあります。
さらに小鉢が2品(この日はひじき煮とポテサラ)付いてきます。
しっかりと下味がついたにべのフライはほどよい柔らかさで口の中でホクホクします。痛みが早いにべですが、青島漁港から仕入れた新鮮なにべは臭みが全くなく、揚げることで甘さと風味が増し驚くほどの美味しさです。
チキン南蛮定食 750円
びろう樹はチキン南蛮も美味しいと評判です。大きなお皿に一口サイズのチキンがゴロゴロ入っています。ご飯がすすむ系のチキン南蛮でタルタルは甘め。魚フライほどの驚きはありませんが普通に美味しいチキン南蛮です。