今回は宮崎県小林市にあるフレンチのお店Kokoya de kobayashi(ここやっど小林)の紹介です。ここやっど小林は地元小林市の新鮮で豊富な食材を活かし、和食の手法も取り入れた”ここでしか味わえないフレンチ”がコンセプト。宮崎にいながら元日本大使館公邸料理人の創るトップクラスのフレンチを味わえるレストランです。
宮崎県小林市にオープンした”ここやっど小林(Kokoya de kobayashi)”
ここやっど小林は2018年5月に小林市の取り組み「食と農の魅力創生プロジェクト」の一環でオープンした今話題のレストランです。大阪からIターンされてきたシェフが地元食材に拘った「和モダン」な創作フレンチを提供しています。
お店の名前である『ここやっど小林』は「ここだよ小林」という意味の宮崎弁とシェフの実家のお店「ここや」から由来しているそうです。
お店の場所は小林駅南からすぐ近く。建物が道路側から少し奥に入った所にあるのでちょっと見つけにくいかもしれません。古民家をリノベーションした造りで緑に囲まれた素敵なお店です。
天井が高く開放感のある店内はカウンター席とテーブル席があり席数もゆったりとしていています。カウンターの壁には小林市の地図がオシャレなオブジェとして飾られています。
伺ったのは土曜日の13時頃。予約で埋まりかけていたところちょうど席を用意できるとのことで幸運にも座ることができました。遠方からや特別な日の利用には予約をしたほうがいいですね。
Kokoya de kobayashi(ここやっど小林)のランチメニュー
メニュー
ここやっど小林のランチメニューは1種類です。和食の手法を取り入れたワンプレート(前菜各種、スープ、サラダ、メイン料理)、ご飯、デザート、ドリンクで1500円(税別)
小林市は日本一に輝いた宮崎牛を初め、霧島連山の豊富な湧き水で育った鯉やチョウザメ、黒ぼく土で育んだ濃厚で力強い野菜や果物などが収穫でき、ここやっど小林ではそれら食材を活かした和風フレンチがいただけます。
新燃岳の火山灰が使われた素敵なプレートに鮮やかな料理が並びます。ランチメニューはベーシックな料理と3~4日で変わる料理があるそうです。スタッフの方が丁寧に料理の説明をしてくれます。
スープ
冬瓜とねぎのポタージュ。クリーミーで野菜の甘味を感じる美味しいスープでした。
カボチャのプディング
滑らかな食感でカボチャの甘さとカラメルソースの香ばしさが絶妙なバランスでした。
サラダ
色とりどりの野菜がプレートを華やかにします。ぶどうのドレッシングが添えられていました。
カルパッチョ
鯉のカルパッチョの辛子マスタードソースです。実は鯉を食べるのは初めて。綺麗な水で育った鯉は歯ごたえのある食感で臭みは全く感じませんでした。
オバツダ黒パン添え
オバツダとはドイツ料理でチーズディップのことを言うそうです。しっとりしたパンの上に濃厚なクリームチーズとパプリカパウダーが添えられていました。
フレンチおでん
柔らかく炊いた大根に濃厚で香り高いポルチーニソースが添えられていました。まさに和と洋が融合された1品でした。
里いも
里いもに味噌を使った和風ボロネーゼソース添え。
メイン
宮崎牛の挽肉をジャガイモ生地で包んだフライッシュクヌーデルというドイツ料理。玉ねぎソース、白菜、ベーコンがトッピングされていました。モチモチの皮にジューシーな挽肉が入ったこちらの料理は食べ応えがある1品でした。
ご飯
大葉バターを乗せた16穀米。温かいうちに混ぜて食べます。大葉の風味とバターのコクがご飯にとっても合っていて美味しかったです。
デザート
自家製梨のシャーベット。甘すぎず爽やかで美味しかったです。
食後のドリンク
ドリンクは水だしコーヒー、紅茶、ハーブティーが選べます。コーヒー、紅茶には霧島の湧水を使用しているそうです。
ここやっど小林(Kokoya de kobayashi)まとめ
落ち着いた雰囲気の中でいただく美味しい料理にささやかな幸せを感じました。一つ一つ手間をかけた料理はどの品も美味しくてこれで1500円はあり得ないくらいのクオリティーです。味も接客も大満足のランチでした♪
次はディナーで利用してみたいと思います。Kokoya de kobayashiは何度でも通いたいと思う素敵なお店です。
Kokoya de kobayashi(ここやっど小林)
宮崎県小林市駅南267番地 0984-23-1800
11:30-15:00(L.O.14:00) 18:00-22:00(L.O.21:00)※予約制
定休日火曜日