マルイチラーメンのつけ麺は宮崎一、いや全国トップレベルで旨い

マルイチラーメンのつけ麺

宮崎市清武町加納にあるマルイチラーメンのつけ麺にはまっているミヤ吉です。宮崎はつけ麺という文化があまり浸透していないのでつけ麺を食べたくても選択肢が少ないという状況です。

そんなつけ麺砂漠の宮崎においてマルイチラーメンの濃厚つけ麺はまさにオアシスの様な存在です。今回はマルイチラーメンのつけ麺をご紹介します。

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つけ麺については一家言を持っているミヤ吉

マルイチラーメン

ミヤ吉はつけ麺フリークです。ラーメンフリークからはマタオマ系(またお前か)と呼ばれる魚粉の効いた濃厚つけ麺が大好きです。東京近辺の有名店はほとんど食べ歩きしてきました。六厘舎、とみ田、TETSU、つけ麺 道、一燈、つじ田などの全国的に有名なつけ麺はほとんど食べてきました。

その中でミヤ吉が旨いと思うつけ麺の条件は『リピートせざる得ない程美味い、頭に浮かぶと無性に食べたくなる』そんなつけ麺です。

今まで食べた中でその条件を満たしてくれたお店は2店あります。その2店は新宿にある『風雲児』と王子にある『中華そば椿』です。風雲児は新宿屈指の行列店。つけ麺は文句なしに旨く、宮崎に移住した今でもお取り寄せで食べているほどです。

もう一店の中華そば椿は西新井や池袋にあった行列店でしたが、突然謎の閉店をしたお店。その椿が場所を王子に移し現在でも営業しています。ここのつけ麺はタピオカ入りの麺が特徴でスープは超濃厚。マタオマ系が好きなら東京に行った際には是非食して欲しい。

味やスタイルは全く違いますが、宮崎市で美味しくて何度もリピートしているのがマルイチラーメンの”魚介とんこつ 濃厚つけ麺”だ。

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マルイチラーメンの”魚介とんこつ濃厚つけ麺”は全国トップレベル

マルイチラーメンにはつけ麺が2種類ある。(2017年12月の時点)ミヤ吉が旨いとオススメするつけ麺は普通のつけ麺ではなく”魚介とんこつ 濃厚つけ麺”のほうだ。

魚介とんこつ 濃厚つけ麺のメニュー

レギュラーメニューにあるつけ麺

店員の話しだとレギュラーメニューにあるつけ麺はあっさりしているとのこと。あっさり系には興味のないミヤ吉には”魚介とんこつ濃厚つけ麺”一択だ。ちなみにその他のラーメンは食べたことがない。初回訪問から今に至るまで”魚介とんこつ 濃厚つけ麺”しか食べたことがない。ラーメンのレビューは他のサイトを参考にしてくれ。

東京ではマタオマ系と揶揄され一部飽きられている感も否めない魚粉の効いた濃厚つけ麺だが、ここ宮崎ではあまり人気がない。人気がないというかそもそもつけ麺という文化があまり浸透していない。

その為か濃厚つけ麺を食べたくても選択肢がないという状況である。そんな宮崎市のつけ麺砂漠でマルイチラーメンは全国区レベルのつけ麺を提供しているまさにオアシスの様な存在である。

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麺は自家製、スープは無化調

マルイチラーメンの魚介とんこつ濃厚つけ麺

マルイチラーメンの魚介とんこつ濃厚つけ麺のチャーシュー

マルイチラーメンの魚介とんこつ濃厚つけ麺の具材

マルイチラーメンの麺は自家製とのこと。麺については好みが分かれるので多くは語らない。初めての方は色的にそば?って思うかもしれないが、小麦の風味を感じる文句なく旨い麺だ。

通常濃厚つけ麺にはそのつけ汁に負けない様に太麺が使われることが多い。そうでないと麺が濃厚なスープに負けてしまうからだ。ここの麺は極太麺ではない。かといってスープに負けない丁度良い太さの麺だ。歯触りもスープの持ち上げもいい。

マルイチラーメンの魚介とんこつ濃厚つけ麺の麺

アツ盛り(麺が温かい状態)にも対応しているので冬場はアツ盛りをオススメする。あくまでも冬場ならだ。最後までつけ汁を熱々のまま食べられるし、何よりも体が芯から温まる。その分、食べ終わりの頃には麺に熱が入り過ぎてしまうので食感は落ちる。

冬場以外は通常の盛りのほうが冷水でキュッと締めたまま提供されるので、自家製麺のシコシコ具合と旨みを楽しめると思う。もう一度言う。冬はアツ盛り、それ以外の季節は通常盛りがオススメだ。

通常、つけ麺はどこの店でも提供に時間がかかる。この店も提供までに『あれ?オーダー忘れられてないよね?』と少々不安になる程時間がかかる。作業工程をチラ見するとかなり丁寧な仕事をしているので多少待つのはご愛嬌だ。

つけ麺は待って当たり前の食べ物だと理解しよう。もう一度言おう。つけ麺は待って当たり前の食べ物だ。

特筆すべきはスープに化学調味料を使っていない無化調とのこと

動物系と魚介の旨みのバランスが絶妙

特筆すべきはスープに化学調味料を使っていないとのこと。無化調なのにあの深みのある味を出せるのは敬服に値する。つけ麺に対する店主の取り組みの深さを感じられずにはいられない。

味は舌に程よいざらつきを感じる魚粉のガツンと効いた甘味のあるスープだ。動物系と魚介の旨みのバランスが絶妙で、添えられた柚子(もしくはレモン)の皮の酸味と香りが上品さをプラスしている。全体的に濃厚でまろやかだがツンと醤油が立っている部分もある。旨みを支える隠し味的な辛みも感じる。

このつけ汁は今まで食べてきたつけ麺の中でもトップレベルの旨さだ。最初から最後まで飽きずに食べられるこんな素晴らしいスープはそうそうない。

具材のホウレンソウ、メンマも美味しい。

具材のホウレンソウ、メンマも美味しい

食後にとっくりに入ったスープ割りを提供してもらえるので、つけ汁に足して飲んでみるべし。出しの香りとスープの旨みを楽しむことが出来ます。

にとっくりに入ったスープ割り

出しの香りとスープの旨みを楽しむことが出来ます

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まとめ

初回訪問時はそれほどインパクトが強かったわけではない。『宮崎のつけ麺にしては普通に美味しいなぁ♪』程度であった。

しかし、その次の日には『うん?なんかもう一度あの味を確かめてみたいな。』と再訪していた。そしてその次の日には『あのつけ麺がまた食べたい!!』に変わっていきました。

宮崎市はまだまだつけ麺という食文化が浸透していないつけ麺砂漠だ。競争淘汰の激しい東京のレベルとは一概に比較出来ないが、マルイチのつけ麺は宮崎の中ではトップレベルで美味しい思う。宮崎市でつけ麺を食べるならマルイチラーメンの”魚介とんこつ濃厚つけ麺”がオススメだ。

2018/1 追記:濃厚つけ麺がメニューからなくなってた。。。

2018年1月になってマルイチラーメンに行ってみたら、濃厚つけ麺がメニューからなくなってた。やはり宮崎でつけ麺文化は根付かないのか。。

ウワァァ━━━━━。゚(゚´Д`゚)゚。━━━━━ン!!  おわたよ。私の宮崎つけ麺ライフがおわたよぉ。

泣きながらお店に確認したところ、メニューにはないけど注文OKだそうです。裏メニュー的な感じですね。初めての方はオーダーの際に『今日は濃厚つけ麺ありますか?』って聞いてみてくださいね。メニューにある通常のつけ麺ではなく濃厚つけ麺のほうですよ。このブログの写真を見せて『これありますか?』でもOK。土日は売り切れもあるとのことです。

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2018/7 追記:マルイチラーメンが閉店しちゃったぁぁぁ

マルイチラーメンが7月中旬に突然閉店しちゃいました。ここの濃厚つけ麺は宮崎市で1番美味しかったのになぜ閉店なんだ?全国区でも勝負出来る美味しさだったのになぜなんだ?

こんなことならもっと食べとけば良かった。私の宮崎つけ麺ライフがついにおわたよぉ。

モゥダメポ゙━━。゚(。ノωヽ。)゚。━━ォ!!!

でも望みはあります。店主さんから聞いた話しでは詳細は未定とのことですが、来春を目途に場所を変えて再オープンしたいとのことです。物件も探しているとか。

キタ━━━━━y=-(゚∀゚)・∵.━━━━━ン!!!

待ちます、待ちますよ!!マルイチのつけ麺がなくなったら間違いなく宮崎のつけ麺カルチャーは後退します。店主さん、再オープンを心待ちにしていますので頑張ってください。また美味しいつけ麺を味わえることを楽しみにしています。

マルイチラーメン
宮崎県宮崎市清武町加納4丁目10−1
ランチ 11時~15時
夜   18時~21時
月曜定休日

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